センターの事業

ジオスペース研究センターは、ジオスペース環境の研究を支えるために研究所のIT基盤の整備、定常的なデータベース構築およびモデリング・シミュレー ション連携研究を遂行するとともに、所内研究部門や所外共同研究者と連携・協力して分野・領域をまたぐ横断的共同研究プロジェクトを円滑に遂行するた めに次のような事業を推進します。

事業項目

1.データ
  (1) データベース作成(共同研究)
  (2) データプロダクト(プロジェクト推進部、観測所):観測データ処理、観測データ収集、情報発信
  (3) データアーカイブ
  (4) データ利用(共有化、発信・公開)

2.シミュレーション/モデリング
  (1) シミュレーション(共同研究)
  (2) ソフトウエア:シミュレーションコード開発、データ処理/可視化
  (3) シミュレーションデータベース/アーカイブ

3.IT基盤
  (1) コンピュータ
  (2) ネットワーク
  (3) ソフトウエア
    ・データ処理
    ・データベース利用システム構築(データベース共有化)
    ・3次元可視化/VR(バーチャル・リアリティ)
    ・遠隔講義セミナーシステム/TV会議

4.プロジェクト
 (1) 横断的重点共同研究プロジェクト
   ジオスペース環境の素過程と領域間結合の解明
   ・CME発生のメカニズムと伝播
   ・磁気圏電離圏熱圏結合:電磁擾乱と波及効果
   ・太陽活動の地球環境への影響:気候変動との相関

 (2) 国際共同研究プロジェクトの推進/支援
      ・CAWSESプロジェクト
      ・CAWSES宇宙天気データベース作成

共同研究などの概要説明

1.データベース作成共同研究

太陽地球環境に関するデータベースを作成する事業を平成8年度から開始し、 当初は研究部門と協力して主に研究所内のデータベース作成を実施した。平成11 年度からは公募制を採用して所外にも拡張した「データベース作成共同研究」を 実施に移し、センター運営委員会での審査を経て、平成16年度では14課題の共同 研究を行っている。具体的な内容は、データ入力、データベース作成・編集・公 開、及びデータブック出版である。

2.計算機利用共同研究

名古屋大学情報連携基盤センターのベクトル並列型のスーパーコンピュータ、富 士通VPP5000/64を利用した、太陽地球系科学に関するモデリング・シミュレーシ ョン研究、及び大型科学計算のための計算機利用共同研究への支援。共同利用専 門委員会での審査を経て、平成16年度は34課題の計算機利用共同研究を行っている。 VPP5000/64の高性能をフルに引き出した最先端のSTEシミュレーション研究を実 施している。

3.太陽地球環境データシステムの研究開発と情報基盤整備

データ解析や共同観測プロジェクトの推進を通して太陽地球環境の研究を支援 し、太陽地球環境データベース作成、研究所の情報基盤整備、研究情報ネットワ ーク化の推進のためにセンターとして使用する。具体的内容としては、ハードウ エアとソフトウエア両面からのデータベース・データアクセスシステムの開発と テスト・評価の推進、研究所のIT基盤整備研究開発の推進、センターとしての 事業と共同研究の円滑な遂行を行っている。

4.研究会等会合の開催とデータ関連共同研究の遂行(研究員等旅費)

年2回開催の共同観測情報センター運営委員会、年数回開催のデータ問題等の 会合、年1回開催の計算機技術研究会、及び、ミニワークショップを開催している。更に、所外の研究者が来所して、太陽地球環境のデータ解析やデータベース作成を行っている。

5.その他

  1. SuperDARNデータ解析とデータベース
  2. S-RAMP国際共同研究データベース
  3. CEOS/GOIN : Solar-Terrestrial Subgroup
  4. ギガビットネットワークによる「ジオスペース環境情報の高度化ネットワーク利用に関する研究」
  5. 遠隔講義
  6. 日韓宇宙天気共同研究
  7. 天体とスペースプラズマのシミュレーションサマースクール

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