組織

観測所

富士観測所と太陽風観測施設

富士観測所、豊川分室、菅平観測施設、木曽観測施設の4地点に設置されたアンテナを用いて、惑星間空間シンチレーションを利用した地上からの太陽風観測が定常的に行われています。

富士観測所に設置されているシリンダー型パラボラアンテナ。アンテナは、東西に配置された5 基のパラボラ枠からなり、枠間に直径0.3mm のステンレス線を3cm 間隔で張り、2000m2 のパラボラ反射面が作られています。観測は全自動化されており、データは名古屋の研究所に準実時間で送られています。同型のアンテナが他の観測点にも設置されています。

微小天体からの電波は、太陽風プラズマにより散乱され、それを地上で観測すると電波強度が変動します。この現象を惑星間空間シンチレーション(IPS)といいます。このIPSを離れて設置された複数のアンテナで観測することにより、太陽風の速度や密度擾乱の強度を測ることができます

微小天体からの電波は、太陽風プラズマにより散乱され、それを地上で観測すると電波強度が変動します。この現象を惑星間空間シンチレーション(IPS)といいます。このIPSを離れて設置された複数のアンテナで観測することにより、太陽風の速度や密度擾乱の強度を測ることができます。

IPS観測は、長期にわたる連続観測が可能で、11年の太陽活動周期と共に変動する太陽圏の構造を求めることができます。また、多くの電波源を観測することにより、飛翔体が観測できない太陽近傍や惑星公転面から高く離れた高緯度を吹く太陽風まで、太陽風の3次元構造を短期間に求めることができます

IPS観測は、長期にわたる連続観測が可能で、11年の太陽活動周期と共に変動する太陽圏の構造を求めることができます。また、多くの電波源を観測することにより、飛翔体が観測できない太陽近傍や惑星公転面から高く離れた高緯度を吹く太陽風まで、太陽風の3次元構造を短期間に求めることができます。

IPS観測データを計算機トモグラフィー解析して得られる太陽風の緯度・経度分布

IPS観測データを計算機トモグラフィー解析して得られる太陽風の緯度・経度分布