計算機利用共同研究

概要

名古屋大学情報基盤センターのスーパーコンピュータFX1とHX600を用いて太陽地球惑星系科学に関する計算機利用共同研究を行っています。

「コンピュータシミュレーション」は、観測データの再現や理論解析の証明だけでなく、太陽系内・系外の遠くの惑星や太陽圏構造全体など、観測できない現象及び理論的な説明がつけられない現象を研究する上で重要な役割を担っています。

地球磁気圏は様々な領域から成り立っており、その領域間に存在する中間スケールの境界層は磁気圏グローバル構造を決定する上で重要です。またプラズマ粒子の運動によるミクロスケールの粒子加速・加熱は、中間スケールの境界層の構造を決定する上で重要となります。これらの「スケール間結合」をコンピュータシミュレーションにより調べています。

比較磁気圏のシミュレーション

比較磁気圏のシミュレーション

  • (上) 木星磁気圏のMHDシミュレーション
  • (中央左) 太陽磁気圏のMHDシミュレーション
  • (下)太陽系外に存在する"ホットジュピター"の磁気圏MHDシミュレーション

    スケール間結合のシミュレーション

スケール間結合のシミュレーション

  • (中央) 地球磁気圏のグローバルMHDシミュレーション。
  • (右上) 富士通FX1スーパーコンピュータシステム。
  • (左上) 無衝突衝撃波の粒子シミュレーション。
  • (右下) 磁気圏尾部の磁気リコネクションのブラソフシミュレーション。
  • (左下) 低緯度境界層のケルビン-ヘルムホルツ不安定性のブラソフシミュレーション。